鍼灸

鍼灸

鍼灸とは

鍼灸とは、いわゆるツボ(経穴)と呼ばれる部分にお灸や鍼を用いて刺激を加えていき、自律神経の不調を調整していくだけでなく、痛みが出ている場所の痛みをとることができます。鍼灸は東洋医学であり、自律神経不調から来る痛みにアプローチします。対して、理学療法は西洋医学であり、身体全体のゆがみから生じた痛みを治療します。鍼灸と理学療法、両者を組み合わせたハイブリッド治療を提供できることが私たちの強みです。このハイブリッド治療は保険外診療となります。

Reha×鍼灸(ハイブリッド治療)

理学療法

理学療法は西洋医学であり、解剖及び運動分析のスペシャリストであります。身体の動きを観察することで、痛みが出ている場所の原因を「木」及び「森」から探しだし、筋力練習、ストレッチなどで治療していきます。

鍼灸

鍼灸は東洋医学であり、内臓不調が原因で起こる自律神経の破綻の調整を行う治療です。
いわゆるツボ(経穴)と呼ばれる部分にお灸や鍼を用いて自立神経に刺激を加えていき、内臓不調を調整します。また身体の深い部分の痛みは理学療法では手が届きにくいところであり、鍼灸を用いることで身体の深い部分の痛みをとることができます。
洋医学の理学療法、東洋医学の鍼灸を用いたハイブリッドな治療を提供できるのが「Reha×鍼灸(ハイブリッド治療)」
運動分析と解剖の知識をもつ理学療法士でありながら、内臓調整及び深部の痛みに特化した鍼灸師のダブルライセンスをもった優秀なハイブリッドセラピストにより、ハイブリッド治療を提供していることが当院の強みです。
リハビリを行うもなかなか著効が見られない方、多忙で頻回に病院にいけない方で早期に改善を望まれる方などが対象となります。
対象年齢は小児から高齢者まで幅広く対応可能です。またハイブリッド治療においては、必要に応じて運動器エコーを用いて原因を探し出し、適切な場所と深さに刺鍼することが可能な点も改善を速めていると考えています。

小山理学療法士ご紹介

私は理学療法士として長年スポーツ医学に携わってきました。日本代表選手のケアにも長年務め、その実績を評価され東京オリンピックの前にはJOC医科学強化スタッフ(2019-2021年)に委託され、日本のスポーツ分野にも貢献してきました。
スポーツ理学療法の考え方は「木を見て森も見る」です。たとえば肩が痛い、腰が痛いといった問題「木」も、元をたどっていけば、身体の柔軟性が低下していたり身体の筋肉を上手く使えていなかったりといった原因「森」にたどりつきます。
このように「木をみて森もみる」つまり「痛いところだけが原因ではなく、痛いところ以外からの影響がある」というスポーツ理学療法の視点で観察し、治療していくことが必要であると考えます。

経歴

1997年4月入学 拓殖大学商学部
2001年3月卒業
2003年4月入学 横浜リハビリテーション専門学校 理学療法学科
2007年3月卒業
2007年4月入職 亀田メディカルセンター
2017年4月入学 東京医療専門学校 夜間鍼灸科
2020年3月卒業
2023年3月退職 亀田メディカルセンター
2023年4月入職 もりもとリハビリ整形外科

資格・功績

2007年4月 理学療法士免許取得
2020年4月 鍼灸師療法士免許取得
2010年 国際マッケンジー協会認定Credentialed MDT セラピスト
2019年 オーソティックソサエティ FCT ライセンス A 取得
2019年度日本オリンピック委員会強化スタッフ
2020年度日本オリンピック委員会強化スタッフ
2021年度日本オリンピック委員会強化スタッフ

文献

日本整形外科超音波研究会会誌
小山稔:超音波断層像による小児腰椎分離症を同定し得た一症例.日本整形外科超音波研究会 会誌,24:60-63.2013
小山稔:上前腸骨棘を指標とした腹横筋描出の再検証-Volume Navigation を用いて-.日本整形 外科超音波学会会誌,25:148-151.2014
小山稔:超音波診断装置を用いた最大開口時における下顎骨の前下制距離計測の検者内信頼 性.日本整形外科超音波学会学術集会プログラム・抄録集,2014
小山稔:超音波診断装置を用いた腹横筋収縮に伴う胸腰筋膜の移動距離の検者間信頼性につ いて.日本整形外科超音波学会会誌,27(1):34-37.2015
小山稔:リハビリテーション領域における運動器エコーの意義.超音波医学 42(1): 29-42, 2015.
小山稔:超音波診断装置を用いた多裂筋筋硬度測定の検者内信頼性〜Shear Wave Elastography を用いて.日本整形外科超音波学会学術集会プログラム・抄録集,2016筆頭著者
小山稔:超音波診断装置を用いた上前腸骨棘間での腹横筋筋厚測定の検者内信頼性について
小山稔:超音波が有用な軟部組織のスポーツ外傷・障害 3 捻挫は超音波でこう見えます. Jmed Mook,50:33-41.2017
小山稔:靱帯損傷と回復過程での超音波利用.Medical Rehabilitation (216): 63-70, 2017.
小山稔:超音波を用いた内側型野球肘における円回内筋の収縮機能評価について.日本整形外 科超音波学会学術集会プログラム・抄録集.2018
小山稔:エコーを駆使した医師と理学療法士とのコラボレーション - 亀田メディカルセンター・スポ ーツ医学科,スポーツメディスン 30(7): 17-21, 2018.
小山稔:外側足底神経周囲の結合組織への Hydrorelease と徒手療法により症状改善が得られた 1 症例.日本整形外科超音波学会学術集会プログラム・抄録集,2019執筆
THE 整形内科(2016) 南山堂
白石 吉彦 (編集), 白石 裕子 (編集), 皆川 洋至 (編集), 小林 只 (編集)
あなたも名医!知っておこうよ、スポーツ医学(2017) 日本医事新報社 大内 洋 (編集)

講習会

2014年より毎年エコー勉強会講師として活躍
2018年:亀田クリニック主催 リハ市民講座 インソール勉強会主催
2023年:タムス瑞江総合病院にて外部講師としてインソールン勉強会開催

  • 臨床実習指導者講習会
  • オーストラリア・マニュアルセラピー・セミナー
  • 吸引実践認定証
  • マッケンジー免許
  • はり師免許証
  • きゅう師免許証